仮想通貨ウォレットのNFCを使った新しいセキュリティ管理方法！リスクから守るハードウェアウォレットとウォレットアプリ KEYRING PRO

など何かとセキュリティ問題に悩まされる仮想通貨ウォレットですが、ウォレットの未来を変える新しい管理方法が誕生しました。

それがカード型ハードウェアウォレットNFC KeyCardと認証ファイルを利用した管理方法です。

この記事ではそんなセキュリティを向上させる最新の技術を使ったハードウォレットと認証ファイルを組み合わせる管理方法をご紹介します。

是非参考にしてください。

ハードNFC KeyCard(NTAG215) + ウォレットアプリKEYRING PRO

マルチチェーンウォレットアプリKEYRING PROでは、ハードのNFC KeyCard (NTAG215)と認証ファイルの2つを組み合わせることでセキュリティを強化します。

これら2つの両方が揃った場合のみにウォレットを復元することが可能になります。

最新規格であるNTAG215のNFCチップの安定性とモバイルアプリケーションの柔軟性を組み合わせ、マルチチェーンデジタル資産を管理するための信頼できるローカル接続を生成します。

NFCは、Near Field Communicationを略したもので、近距離無線通信を意味します。Suica、PASMOなどの交通系ICに使われている技術になります。

NFCは、カード型や丸型のチップなど無地の簡単なものであれば、Amazonなど販売サイトで100円程度から手に入れることができます。

使い方はいたって簡単で、SuicaやPASMOと同じようにNFCカードやチップをスマートフォンなどの機器にかざすだけです。

KEYRING PROは、9種類のチェーンに対応したWeb3.0特化のマルチチェーンウォレットアプリです。様々なチェーンをまとめて管理できます。

2021年7月現在以下のチェーンに対応しています。

ここからは実際にKEYRING PROを使って、NFC KeyCardに秘密鍵のハッシュ化されたバージョンを作成し保存、そして認証ファイルを保存しそれらを使って復元する方法を解説します。

KEYRING PROを起動し、アカウントを選択します。

Export to NFC KeyCardを選択し、NFC KeyCardをスマホにかざします。

次へを選択し、再度スキャン後に4桁の数字パスワードを2回入力し、認証ファイルを任意の場所に保存します。

これでNFC KeyCardおよび認証ファイルの保存は完了です。完了したアカウントは右側にNFCマークが表示されます。

既存アカウントではなく、新しいアカウントを作成と同時にエクスポートすることも可能です。

KEYRING PROの右下メニューから、アカウントを作成を選択しTo NFC KeyCardを選択します。

あとは、既存アカウントをエクスポートする場合と同じ方法で新しいアカウントをエクスポートできます。

続いて、NFC KeyCardと認証ファイルを使ってアカウントを復元する方法を解説します。

KEYRING PROを起動し、右下メニューからアカウントをインポートを選択します。

From NFC KeyCardを選択し、NFC KeyCardをスマホにかざします。

続いてバックアップファイルを選択、パスワードを入力し復元が完了します。

その他に右下メニューのKeyCard Operationから以下の設定が可能です。

セキュリティ面の向上はもちろんですが、スマホにかざすだけのNFC KeyCardを使うことによって複雑な文字列である秘密鍵、プライベートキーで管理するより単純で簡単に復元できると思います。

ハードとソフト、ホットとコールドの両方から守るセキュリティ面と扱いやすさが両立できる新しい管理方法を是非お試しください。